レーシングカー製作・メンテナンス

  

 

  

 

  

 

  

 

 

 車におけるそのハード・ソフト面の技術の戦いは市販車販売合戦などで行われますが、車両自体の技術合戦はなんといってもレースによって行われます。

レースを行うこと、レーシングカーをメンテナンスすることが一般車両の修理・整備に活きるものであるとの信念を持ち続けてきました。自動車メーカーの多くがレースに参戦し続けて新車開発等にフィードバックしていることが揺るぎない証です。

 

  

☆FL-B

 今年のF1鈴鹿GP戦の翌週の10月20日に”鈴鹿レーシングレジェンドミーティング”が開催されます。その参加に向けて、2、30年前に走らせていた車両をコツコツと整備中です(小さなことからコツコツと)。
今、整備しているのはフォーミュラーカーの中でも小さな、FL-Bという車両です。(FL=フォーミュラ・リブレFormula Libre)
 
 フォーミュラカーは、”車輪とドライバーが剥き出しになっている”というフォーミュラ(規格)に沿って設計されたレーシングカーです。フォーミュラカーを用いたレースは数多くあり、国際自動車連盟(FIA) が定める最高級クラスがF1。その下にGP2やF2、F3000、そしてさらにその下にF3、F4、FJ1600などがあります。FJ1600カテゴリーができる以前にはFLというものがあったのです。