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2014-02-01 23:01:00

  新しいシーズンを迎えたF1界は、1月下旬に入ってニューマシンの発表が続いているみたいで124日にマクラーレンが、そして翌25日にはフェラーリがそれぞれ新車をお披露目され、ザウバーやウイリアムズもこれに続いたとか。

どのチームのニューマシンにもある共通点があって、それがこれまでF1マシンに抱いていたイメージを大きく覆しているとか。それはノーズの形状にあるみたいです。

 

 F1マシンのノーズは、いつの時代も速さの象徴で、'50年代に葉巻型だったノーズは'70年代に入ると楔(くさび)形のシャープなスタイルとなり、ウイングカー全盛の'70年代後半から'80年代前半は、あえてフロントウイングを取り外したマシンが流行したらしいです。ウイングカーが禁止され、'90年代に入ると、今度はノーズを上げて空気を積極的に取り込むアイディアが主流となったそうです。

  

 いつの時代もレギュレーションに合わせて、ノーズの形は変化してきたそうです。
ところが、今年新たに変更されたレギュレーションによって開発されたF1マシンは、スピードを追求するために正常進化したノーズではなく、まるで新種の生物が誕生したかのような、これまでのフォーミュラカーで見たこともない奇抜なノーズになっているそうです。ひとつはマクラーレンに代表される「アリクイ」型、もうひとつはフェラーリに代表される「カモノハシ」型とか。

 

 今年のF1マシンのノーズが、なぜこのように不格好になったかといえば、安全上の理由でノーズの高さが先端から50mm後方の位置で、基準面より500mm未満から185mm未満へと大きく引き下げられたことによるそうです。

 

 

 ところで、エンジンは1600になるようですが、NAでなくターボになるそうでした。