インフォメーション
2014-05-08 03:54:00
国交省がAT車に関する注意を呼び掛けられていますね。
国交省が2011~13年のAT車のトラブルを分析されたところ、エンジンが止まりブレーキやハンドルに異常が生じたケースが111件あったとのこと。
死傷事故が8件あり、エンストにより道路脇の崖から車が転落するなどし、1人が死亡、11人が負傷され、ブレーキを利きやすくする機能やパワステが、エンストで利かなくなったことが原因とみられています。
111件のほとんどは坂道で発生し、うち40件はギアの操作ミスによるエンストだったそうです。
ギアをバックに入れたまま坂道を前向きに下るなど、走る向きとギアが合っていないと、負荷がかかりエンストに至るとのこと。
押しボタンでエンジンを始動する車でも、エンジンをかけずに坂道を走行したトラブルが40件あり、ブレーキを踏むなどしてボタンを押すと始動するが、ボタン操作だけでも警告灯やカーナビ画面が点灯するため、始動したと勘違いしたとみられています。
レンタカーなど慣れない車種に乗るときは、操作を確認し、エンストした場合、ブレーキを普段より強く踏んで止まるようアドバイスされています。